段取りが大事

18年間、行政書士のひるなみです。

段取りするのが仕事

・ 会社設立から関与するとき
・ 設立された会社にて関与するとき

まずはどちらも聞き取りから

建設業許可の取得を目指す、
会社設立から関与するとき

要件に関わることがあるので
その説明と共に注意します

1 会社の目的に必要なことを入れる
→どの業種の許可が必要か?

こんなことありました。
その会社さんは土木一式の許可を持っていました。
元請より、「とび土工工事業」を取得してくれないと
今後の発注が出来ないと言われてしましました。

経営業務の管理責任者の要件は大丈夫だったのですが、
専任技術者は10年の経験で証明していたので、
経験の積み上げに苦労しました。

2 資本金に注意

設立後すぐに許可を取得するなら、
500万円の資本金で設立することを
お勧めしています。

他にも方法はあります。

3 役員にも注意

1から3について、
聞き取りをしていきます。

慣れないうちは聞き取りシートを
作成していましたが、
18年間もやっていると、
聞くべきことがもう染み込んでしまっているので
1時間程度の面談で済むようになりました。

依頼者の立場になって

どんなに場数を踏んでも、
わたしも人間なので、
「あ!しまった!」のときはありますので、
面談の最後には、今後の連絡方法について、
確認しておきます。

情報を収集して、
頭に叩き込んだ要件に当てはめられるか、
わからなくなったら調べる。

開業したての頃は、
何時間も調査に時間を使いました。

要件を叩き込むには、

    ・建設業法
    ・手引き
    ・ガイドライン

それらを実務で当てはめる。
その繰り返しで、
叩き込めるようになります。

調べても調べても、
どうしてもわからないことは、
先輩から聞くのも良いかも知れません。

わたしが、初めての申請で、
どうしてもわからなかったのは、
申請書類の綴り方でした。
並べ方は分かったのですが、

ホチキスでとめるのか?

紐とじなのか?

それだけは、
支部の役員で知り合った、
先輩に教えて頂きました。

恐れず、怯まず

最近は、報酬額の半分を
先輩に渡して、
共同受任の方法で教わるやり方が
あるそうです。
随分と親切な同業者がいるものです。
誰にでも初めてはあるのだから、
恐れず怯まず、しっかりと、
やってみれば良いと思いますけどね。

度胸はあるけど、
ビビリなわたしは、
今でも、建設業許可新規申請は、
「う〜〜〜ん。」と唸りながらやります。
許可のお知らせがあると、
わたしの仕事は達成ですが、
依頼者はここからスタートなので、
「えいえいおー!」と
エールを送っています。

直接ではないですけどね。

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