にんじんさんに謝れ

18年間、行政書士のひるなみです。

今日は子育ての思い出。

思い出いっぱい

長女を25歳で出産し、
長男を27歳で出産しました。

わたしも若かったので、
ずっと手探りでしたが、
息子も22歳となり、
(わたしの年齢バレるけど)
子育ては楽しいです。

母親として出来ることは
「ごはん」のことしかなかったなと
思っています。

わたし自身が、
お腹すくとイライラしちゃうので、
お腹を満たし、
幸せな気分は、
とても大切にしています。

子供たちは、わたしが、
「お腹すいた」とつぶやくと、
「やばいぞ!」
「ママは何食べたいの?」と
聞いてくれます。

夫は、「我が家には子どもが3人。」
と言います。
たいていの家庭では、
「夫が子どもみたいで。」と聞きますが、
我が家はわたしがおこちゃまです。

好き嫌いへの対応

わたしは食べ物の好き嫌いがありません。
なので、息子が「にんじん」嫌いと
言い出した時に、
まったく理解出来ませんでした。

嫌い?って何?

味が嫌?→どの辺の味のこと?

においが嫌?→どの辺のにおい?

味はにんじんの味だし、
においはにんじんの、においだし、
嫌?という理由がわからない。

「にんじんはにんじんなのだから、
嫌というのはにんじんに失礼だ」

「にんじんさんに謝れ」

息子は現在、北海道で暮らしている。
夏に帰ってきたときに、
「にんじんさんに謝れ。。。
あれは、意味不明だった。」

大人になった子どもたちに、
最近、よくダメ出しされます。

お友達と喧嘩した時も

子どもが小学生の頃、
「○○さんとは絶交してきた!
もう嫌いだ!」
と言い出すときがありました。

「嫌い」という言葉には、
拒絶を感じるし、
何となく好きではない。

「○○さんのことを大好きな
ご家族のことを思うと、
『嫌い』なんて言われるのは、
ママだったら悲しいな。
『嫌い』ではなく、
何となく合わない。
で、どうだろう。」
と伝えてみた。

ダメとは言わない

子どもとの会話で気をつけていたことは、
ダメという言葉を使わないようにしていた。

「それは、どうかなあ」

今でも納得いかないことや、
ちょっと違うのでは?ということには

「それは、どうかなあ」と言う。

息子曰く、
ママは結局自分の思うように
「誘導」するそうだ。

きっと誰でも、
拒否されたくないし、
ダメ出しもされたくない。
ましてや、叱られると悲しくなる。

叱るようなことはほとんどない

子どもにも理由がある。
そう思って接してきました。
大人にとって不都合な場合があるだけで、
叱るようなことってそんなにない。

公共機関を使うときは、
予め、静かにすることがルールだと教えておけば、
大人しくしてくれていました。

この、”予め”がポイントだと思う。

何事も準備が大切ですね。

人に迷惑をかけるようなこと

危険なこと

公共の福祉に反しないことの
線引きを親が教えておくべきと思います。

叱るときは、怒るのではなく、
伝えていなかった、
自分自身を反省しつつ、
静かな声で、
子どもの目線で、
しっかりと伝える。

お互い疲れないように過ごすことが何よりですね。

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