突然、遺産分割協議書が送付されたとき

18年間、行政書士のひるなみです。

遺産分割協議書が送付されたとき

第3順位→兄弟姉妹に、
お子さんがいない場合は、
あなたが相続人に該当するとして、
遺産分割協議書がある日突然、
送付されてくることがあります。

遺産分割協議書では、
相続財産が具体的に記載されていることが多いので、
内容については、わかると思いますが、
詳細に知りたいときは、相続人であれば調査できます。

最近は、突然に遺産分割協議書が送付されたけど、
どう対応したらいいの?という相談があります。

何事も、慌てず、騒がす、粛々と対処することをお勧めします。

・相手の送付の仕方がなってない!
・これじゃあ、自分の取り分ないじゃないか!
・突然過ぎてびっくりしてしまって。

感情論では、話が進まないので、
送付された遺産分割協議書の内容を
精査して欲しいと思います。

被相続人→亡くなった方の
相続財産はどのようなものがあるのか?
遺産分割協議書から読み取れる財産を
一覧にするとわかりやすいかも知れません。

金融資産については、
金額は調査しないとわからないかも知れないので、
必要があれば、調査が出来ます。

親交のなかった方が亡くなったときは、
突然の連絡に驚くと思いますが、
どうか、慌てずに、対処して頂きたいです。

銀行からのダメ出し

Aさんが相談に来て、
銀行から、提出した遺産分割協議書には
不備があるので、作り直して欲しいと
言われてしまったという相談でした。

そもそも、その遺産分割協議書は、
ある士業が作成したものでしたが、
確かに不備がありました。

実務で対応したことがないと作成出来ないと
わたしは考えています。

遺産分割協議書作成のさじ加減があります。

相続人の確定で止まっていた

Bさんはある相続専門としている
士業に依頼したが、
戸籍を揃えたところで、
遺産分割協議書については、
話を進めてくれないという相談でした。

戸籍を揃えることも、
戸籍を読めるスキルが必要な分野だが、
遺産分割協議書の作成については、
更なるスキルが必要ですから。

でもBさんとしては、
相続手続きを進めたいので、
相続人の方々との協議を整えて。
わたしに遺産分割協議書を作成を依頼した。

先延ばしは賢明ではない

相続手続きを先延ばしにしていると、
結果、相続人の数がどんどん増えることにも
なりかねません。

再度、戸籍を取り直すことにもなります。

送付された遺産分割協議書で、
納得がいかないとなったときは、
弁護士さんをご紹介しています。

紛争となった案件
紛争を予見できる案件

行政書士では対応できないので、
弁護士さんをご紹介しています。

腹を立てると疲れる

わたしの身内でも、
最近、相続のことでゴタゴタし、
大変疲れました。

腹を立てると疲れますよね。

なるべく客観的事実を見るようにして、
罪を憎んで、人を憎まずの気持ちで、
それぞれには、それぞれの主張があるので、
それは、それ。と考えるようにしています。

立場が違えば、見方も違いますよね。

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