子育てで鍛えて資格取得

18年間、行政書士のひるなみです。

子育てしながら勉強するということは、
大変だったと・・・思います。
かなりの部分を忘れてしまったのですが、
タイムスケジュールで説明しますね。

タイムスケジュール

6時 起床
洗濯機回すこと1日平均2回

9時 長女 幼稚園へ

長男のは公園よりビデオを観ることが好き
洗濯物たたんだり
掃除したり
名もなき家事をして

15時 子ども達におやつ

17時 夕飯

18時 入浴

20時 子ども達寝かせる

21時〜23時 勉強

2000年の頃はまだ、
洗濯機1回に1時間かかってました。
干してたたんで、しまって。
大変ですよね。

時間管理で鍛える

時間管理は行政書士になってからも
とても役立つスキルになりました。
経験がたくましくしてくれます。

パズルが好きな人なら得意かも。
見方を変える、
順番変える、
ボーッと観る。
で、向きを変えてみる。

長女は幼稚園でどろんこに
なって遊ぶことが好きで、
「ダンゴムシ」をよくお持ち帰りして、
遊び着の袖は毎日真っ黒でした。
洗濯板買って、ゴシゴシして、
色落ちがひどかったことを覚えています。

長男は何度も同じビデオを観て、
ミニカー並べて、
動物フィギア並べて、
はみださずにぬり絵していました。

それぞれに合わせたリズムで、
無理なく安全に毎日過ごせるように、
上手く管理しないと、
自分自身が窮屈になりますよね。

おやつは「にんじん」

おやつには、よく駄菓子の
「にんじん」買ってたなあ。
あれ、食べるのに時間かかるから、
その間に家事が出来る。
「にんじん」食べている
映像が残っているのですが、
息子が「ママは食べないの?」なんて
気を使ってくれていて、
涙が出るシーンがあります。

わたしが駄菓子が好きなので、
「ふ菓子」もよく買いました。
「ヨーグル」は今でも見つけると手が伸びます。

駄菓子屋さんが近所になかったのは残念でした。

子どもとの知恵くらべ

夕飯の支度の時に、
頃合を見計らって、
ふたりにおつかいを頼みました。
家を出て狭い通りの先に
八百屋さんがあり、
きゅうりのぬか漬けを
買いにいかせていました。
八百屋さんおばちゃんは良い方で、
あらかじめ買い物に行かせることを
伝えておいたので、
いつもしゃがんで子供の目線で、
お釣りを渡してくれていました。
帰ってきたときの子ども達の
目のキラキラは今でも覚えています。

出来ることを一つ一つ増やしていく。
なんて楽しい作業なんだろう。

長女は年中さんの頃から
ひとりで入浴するといいだし、
それでも時々は一緒に入って、
洗髪しないとあやしいので、
意思は尊重しましたが、
これも頃合を見ていました。

寝かしつけがやはり一番の難関。
なんでなかなか寝ないのでしょうかね。
長女は割と早くから、
自力で寝てくれていたのですが、
長男は小学校2年生ぐらいまで、
わたしが隣にいないと寝ない子でした。

子どもにとって寝入りばなは、
ちょっと怖いのかも知れませんね。
わたし自身もなかなか寝ない子だったので、
軽い復讐なのだと感じていました。
誰からの?なんですけどね。

子どもの要求に応えて鍛える

子どもの要求に的確に、
素早く応えるスキルも、
行政書士になってから役立ちます。
何が言いたいの?
何がしたいの?
怒ったらわたしの負けと言い聞かせ、
「どうしたの?なあに?」

私立高校に通学していた息子には
3年間定期代のことで鍛えられました。

「4日前には申告して」
と何度も伝えましたが、
息子が言い出すのは決まって前日。
一度は、現金なくて、
「ざまあみろ」と思ったのですが、
「コンビニで下ろしてきて」と無情なことを。
22時過ぎていたので、
もちろん一緒に行ってくれる思ったのですが、
「風呂入ったから無理」の一言。

「育てたように子は育つ」
相田みつおさんの言葉が染みました。

思春期の頃には、
何度も、何度も、
どこがいけなかったのだろう。
何がいけなかったのだろう。
よく自問自答しました。
言い合いにもなりました。
言い過ぎたと反省もしました。

それでも朝がきたら引きづらない。
だって朝だもん。
今日が始まるから。

ひとり時間が勉強時間

子どもが寝てからがわたしの時間
毎日2時間と決めて、
勉強していました。
基本的には過去問を解いていました。

行政書士試験に合格したときは、
嬉しいよりも、ほっとしました。

3回目でやっと合格できたので、
2回落ちていることを子ども達は見ていて、
「ママ〜次は合格できるよ」と
励ましてくれいていて。
このままでは、
「何事も諦めず頑張れ」なんて
言えない母親になってしまう。と
危機感を持っていたので。

今思うと、頑張っていたのだから、
合格できなかったとしても、
その背中は見せられたのかなと思います。

毎日2時間といっても、
週末や行事があると出来ない日もありました。
おそらく、300日ぐらいで、
6000時間ぐらいでしょうかね。

資格試験に合格する総勉強時間は
行政書士は1万時間と言われているので、
3年間でそのぐらいだったと思います。
合格した年が一番勉強したので。

それには理由もあって、
その年は夫が単身赴任していました。
自分のために使える時間が多めにありました。

子育てしながら
資格試験に合格するために、
決めていたことは、
「子どもを犠牲にしない」ということでした。

子どもに話しかけられた時に、
中途半端な対応にならないように、
イライラしながら過ごさないように、
勉強は子どもが寝てから。と決めました。

それでも、寝かしつけの時に読んであげたのは、
「憲法前文」だったり、
「囲繞地通行権」を説明したり。
我が家の前面道路が「囲繞地」なので、
それだけは理解しやすかったです。

わたしは「街の法律家」になったけど、
子ども達は興味がないようです。
バイトをさせた時も、
「ママの仕事って地味だね」と言われました。
事務所で書類作っているのは地味かも。
夏休みなどは県税事務所や県庁の窓口にも
同行させたこともあるのですが、
どこも建物は地味ですね。

家族だからこそ自己決定権を尊重しよう

誰かに依存しない生き方をしたかったので、
行政書士になる。
しっかり稼ぐ。
夫にも、子どもにも、依存しない。
そう決めてやる気出してました。

依存はしないけど、
頼れるところは頼りまくりました。
お隣に住む義母、実父母。

ママ友とのおしゃべりで癒され、
妹と表参道へ出かけてリフレッシュ。

様々な本のフレーズにも
頼りまくりました。

どんな状況でもやると決めるのは
自分自身ですから。

子どもが自分で選ぶ楽しさを奪わないように、
自分で決める進む道に、
変な道路標識立てないように、
母親として木の上から見守ることを意識しました。

これからも、自分のことは自分で決めたい。
毎日を誰かにコントロールされるのは、
どうも性分に合わないようです。

2 COMMENTS

和田

お考えの一端に触れた気がいたします。いつか結婚式で100%引用されることでしょう

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hirunami

コメントありがとうござます。各自の幸せを感じられて、誰かと享受できる人生を歩んでくれるといいなと思っています。

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